会社案内
日本国特許・外国特許証 五月の札幌 ライラック祭り
<会社案内>
称号:(株)ライラック研究所
主たる業務; 自然科学研究開発機構(Institutes of Natural Sciences)
植物酵素剤、新種の植物共生菌による抗生物質研究開発、新種の麹菌による食品工業への応用、機能性脂肪酸、短期高熟成味噌開発等、消臭脱臭技術ノウハウ集大成;新規分野を含めたテクノロジーソリュウションズ(technology solutions)知的財産権許諾先ネットワークを構築中 。
会社所在地 埼玉県入間郡毛呂山町川角1195番地の2
その他、大宮STビル1F(株)ライラック研究所東京分室。
メールアドレス:lilaclaboratory@spring.biglobe.ne.jp
会社設立 1982年9月10
資本金 1000万円
代表取締役 平岩 節(たかし)
主たる研究者 7名(博士号取得者2名) その他
主な研究実績
◆ガス焼石灰炉の概要と諸問題:石膏石灰学会編 国立国会図書館オンライン
◆米国ウィスコンシン州立大学、カミングス教授(E.W.Comings)の開発したジェットスプレードライヤー(Jet -spray dryer)を継承、トンネル内の逆2相流の流体エネルギーにより、音速の2.5倍以上のジェット乱流を層流化することにより熱容量係数が1000以上(装置の超小型化)、世界で初めて熱や酸化に極めて過敏な乳酸菌などの菌体や酵素類の粉体化の実用化に成功、国際特許を取得しました。1号機は大手製薬会社の中央研究所に導入され、乳酸菌やペニシリン製剤等抗生物質の開発、製造などに、現在も活躍しています。
◆スプレイドライング複合ノズル(spray-compound nozzle)を開発しました。これまで、溶液やチキソトロピー性のコロイド溶液(地震で生じる液状化現象、類似の泥奨体)などを微粒子化するには液体を加圧し旋回運動等を与えてミクロのオリフスから噴出させて霧化するエアレス方式、液滴に超音速の圧搾空気を衝突させて微粒子化する2流体ノズル方式でした。どちらの方式も均一な粒子径ならびに粒度分布、適切な噴霧・噴射角度による高度な雰囲気分散性が要求されるスプレードライングにおいて一長一短があり、複合させることによりその欠点を解決することができました。液滴が一旦、ノズルから離れて微粒子化すると、その後、いかなるエネルギーが加えられても再微粒子化できない点に発明の着想があります。
◆低カロリー甘味料マルチトールを初め、ソルビトール・キシリトールなどの糖アルコール類の製造技術(38件の国際特許取得)、応用技術として乳酸菌製剤を開発し、国際特許を複数の大手製薬メーカーに許諾しました。
◆世界で初めて【流動層内蔵型スプレードライヤ】(SprayDrying-Fluidizedbed-Granulater)を開発しました。スプレードライヤの乾燥室低部に固定型流動層をセッティングさせることにより、従来のスプレードライヤーでは得ることのできない粉体の凝集造粒品を連続して製造することが可能となりました。
◆世界で初めて【被覆融着造粒法】を開発し、難結晶性物質の結晶化、高価な触媒を安価に製造できる等、さらに吸湿性の高い物質の安定化を実現しました。 これまでの溶融造粒法と比べて熱容量係数を極端に大きくできる特徴があります。 大手化学メーカーに国際特許を許諾しました。スプレードライング流動層造粒装置とともに化学工学および粉体工学史上、新しい単位操作技術の礎を創出しました。
◆世界で初めてゼリー状の脱臭剤、【活性膠体ゲル】を開発しました。 特徴の一つは活性炭脱臭剤の不得手とする高温雰囲気における脱臭作用、『高温度領域特性』に優れている点です。 一方、国民生活センターの半年間にわたる冷蔵庫脱臭試験でゲル脱臭剤としての有効性が実証されました。 1999年現在、効き目が見える消臭剤の市場は800億円規模にまで成長し、新産業の礎を創出しました。
◆宇宙空間(無重力状態)でしか製造不可能な、超均質な【アモルファス金属合金】の開発にデスクスケールで成功しました。溶融した金属を超高速で回転、溶融状微粒子を数分間、真空高温雰囲気中に浮遊・滞留させることにより、超均質なアモルファス合金素粒子が製造されました。
◆2003年、ヘリコバクタ-ピロリ菌は消化性潰瘍の増悪因子の一つであるが、主たる胃癌の原因菌ではないことを複数の被験者による臨床人試験の結果から明らかになりました。植物酵素と体内酵素による【酵素の相互依存作用】を発見、免疫系に於ける酵素の相互作用の重要性。人間は、植物との共生的関係により健全な生命活動を維持してきたことが20年に及ぶ発酵野菜の摂取試験結果から明らかになりました。2005年発酵野菜特許出願
◆その他、今日まで200件以上の工業所有権を保有しました。
株式会社ライラック研究所
<エピソード>
当研究所は世界ではじめて、活性膠体ゲル、『効き目が見えるゼリー状の脱臭剤』を開発しました。これまでの活性炭脱臭剤の不得手とする「高温度領域特性」に優れ、使用終了が目視できる特徴があります。このゲル脱臭剤(消臭剤)は国民生活センターで有効性が実証されています。OEMにより5000万個以上の販売実績があります。
社会的認知を受けるまでの道程は容易ではなく、営業マンは自ら食して、客先で安全性をアピールしました。東京都消費生活課に寄せられた苦情は、おおよそ10000件にもおよびましたが、その時点で大手スーパー(イトーヨーカドー)全店舗で1000個も販売されていませんでした。その結果、安全性に対する公聴会が東京都庁消費生活課により主催され、主婦連、NHK、東京都食品研究所、朝日新聞社等質疑応答の結果、ゲル消臭剤の安全性と有効性等の疑念が払拭され、ようやく社会的認知を獲得しました。